みやざわピアノ教室

愛知県安城市のピアノ教室です。 お知らせや、毎日のレッスンの様子などを綴っています。 Facebookやインスタでもレッスンの様子をつづっていますが、少し長めの文章や、残しておきたい内容などはこちらに書いています。 ホームページできました! こちら⇒https://miyazawa-piano.jimdofree.com

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電子ピアノ

ピアノ初心者さんに、まず目標にして頂きたいのは、『ブルグミュラー25番練習曲』。

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これは私が小さい頃に使っていた楽譜ですが、真っ赤の書き込みが目立って、先生の気性の荒さ(!)がにじみ出ています。それにしても、筆圧が強い・・・

ブルグミュラーの、この25曲は、いずれも素敵で、発表会などでもよく弾かれる曲ばかりですが、『アラベスク』や『貴婦人の乗馬』などは、たぶん、ピアノを習ったことの無い人でも聴いたことがあると思います。

ちなみに、私の好きな曲は、この写真の左ページの、『やさしい花』

とってもきれいな曲です。(*´∇`*)

最近、ブルグミュラーに入った生徒さん、自分の電子ピアノの中に、この25番練習曲のほとんどが入っていて、嬉しそうに、次々に聴かせてくれました。

知っている曲が弾けるようになるのって、とっても嬉しいですよね!

ますます頑張ろう~!

ちなみに、私の頃の楽譜、350円だって。安っ・・・!

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PTNAにて夏頃、電子ピアノについてのアンケートがありました。

その結果がまとめられていますので、紹介させて頂きます。

私も回答を送った1人でしたので、結果には関心がありました。

それによると、電子ピアノで練習する生徒さんの割合は、

『半数以上』と『半々』をあわせると、なんと62%

という結果が出ました。

『いない』と『例外的に2,3人』をあわせると、17%

電子ピアノで練習する生徒さんがいない、とか、例外的、という先生は、おそらく、方針として電子ピアノを許されていないか、「師匠」と呼ばれるような先生だと思います (´▽`)

それにしても、電子ピアノの割合が、ここまで高くなっているとは驚きでした。

とはいえ、住宅事情により、生ピアノが置けなくて、ピアノを習うのをあきらめてしまうよりは、電子ピアノであっても習う機会がもてたということは、歓迎すべきだと思います。

さて、気になるのは、『生徒の上達度』についての結果です。

電子ピアノとピアノで、生徒の上達に

『違いがある』と答えた割合は73%

『生徒次第』が24%

『楽器の違いが大きい』が3%でした。

やはり、どうしても上達の速さに違いが出てしまい、かつ、限界があるのが電子ピアノです。

また電子ピアノと一口に言っても、ピンからキリまであります。

それぞれのメリットと、デメリットを知った上で楽器を買い、練習するという姿勢が必要だと思います。(・∀・)

PTNA公式HPの記事はこちら
 
 
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電子ピアノならでは、の練習方法を見つけました~!

『本体録音』を使うのです。

だいたいどの電子ピアノにもついている録音機能。

本体に録音ボタン、ついていますよね!

最低でも、2つくらいは録音できると思います。

これを使わない手は無い!

そこに、お手本を録音しておくのです。

次のレッスンまでの間、その録音にあわせて練習してもらいます。

すると、なぜか飽きずに楽しく練習できるのです。

左手だけ録音しておいて、左手だけの練習。

または、それにあわせて右手の練習もよし。

右手だけ録音しておいて、右手だけの練習。

または、それにあわせて左手の練習もよし。

両手ともに録音しておけば、手本を耳に馴染ませることができるし、譜読みに苦労せず、曲の仕上がりが速くなります。

小さいお子さんで、まだ導入の時は、譜読みに苦労して何週間もかかると、飽きてしまうし、なるべくテンポよく次々に曲を進めていきたい。

譜読みの力については、曲とは別に、リズムとソルフェージュや、譜読みカードを使って取り入れていますので、曲の譜読みで楽をしたって大丈夫。

ちゃんと、自分で楽譜を読める力がつくように、手を打っていますので、それは大丈夫です。

導入教材を進めていくと、最初は1週間でマルになってポンポン進んでいっても、ある時から少し難しくなって、急に進むペースが遅くなったりします。

そういう場合は、練習時間が少ないか、譜読みに苦労しているか、その両方か、、、だと思います。

電子ピアノに録音しておけば、その両方の問題解決の一助になります。

録音にあわせて弾く、というのは、楽しいことらしいのです。

ボタンを押す操作が楽しいのかな?

最初はゆっくり弾いて録音しておきます。

そのテンポで弾けるようになったら、ちょうどよいテンポで録音します。

導入教材のうちは、どんなに難しくても、2、3週間くらいでマルになるのが目標です(・∀・)


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雨ばかり続いて寒かったこの頃でしたが、やっと今日は春らしい1日になりました☆

青空が見えるだけで、なんだか嬉しい気持ちになりますよね!


さて、私は電子ピアノの方も、喜んでレッスンをお受けしています。

プログのタイトルの下にも、電子ピアノもOKと記載しています。

ただこれは、「どっちでもいい。どちらも同じ」という意味ではありません。

これから楽器を購入される方の為に、この意味について、もう1度、記事にまとめてみようと思います。



まず、電子ピアノでピアノを習うという事は、メリットもあり、デメリットもあることを、よく知っておいて下さい。


☆メリット☆

音量を抑えられる。ヘッドフォンで消音で練習できる。
安い(高いものもあります)
コンパクトで軽い。
調律をしなくてよい。
気軽にピアノを習い始められる。
本体に直接録音できる。
音色を変えたりして遊べる。

★デメリット★

微妙な音色の変化をつけられない。
響きが浅い。
タッチが軽いので、指が強くなりにくい。
小さな音で慣れてしまうと、本物のピアノの音量に驚く。
電化製品なので、いつか壊れる。(生ピアノは一生使える)


こういった点をよく比較検討して、ご事情に応じて楽器を選んで頂くことになります。

電子ピアノは手軽で便利ですが、残念ながら、上達には限界があります。

微妙な音の変化をつけられないので、表現力が育ちにくいです。

同じスタッカート(短く切る)でも、その指や腕や力の使い方によって、鋭い音、ボールが弾むような音、雨だれがぽたぽた落ちるような音、機械のような硬い音、フッと消えそうな音、など、いろいろの音の切り方があります。

そういう音の変化は、本当のピアノだったらつけられるので、私が見本として聞かせてあげられれば、まずよく聞いてもらって、真似してもらうことができます。

耳で聞き分けて、実際に弾いてみて、うまく表現できるかどうか。

自分の出した音をよく聞いて、表現力を磨いていくのですが、電子ピアノでは残念ながらそういったことがやりにくいです。

ですから、将来、コンクールを受けたいとか、音楽の道に進む可能性があるならば、電子ピアノでは正直、難しいです。途中で、ピアノを買いなおして頂くことになると思います。

となると、少しでも、そういう可能性があるなら、最初からピアノをご用意されることをお勧めします。

マンションでも、部屋を防音にするなど、工夫すれば可能です。(お金はかかりますが・・・)

どちらでも可能なら、迷わずピアノを購入して下さい。

一生ものですから。


では、電子ピアノでは習ってはいけないのか、価値が無いのか、ダメなのか、というと、そうではありません。

電子ピアノでも、もちろん楽しめます。楽しいです!

コンクールを受ける人というのは、そもそも一握りの人ですし、普通に習うなら、初級、中級くらいまでなら大丈夫です。

読譜力をつけ、自分で好きな楽譜を買って弾けるようになる楽しみを味わえます!

どうしても音の出せない環境なら仕方ないですし、いろいろの事情でピアノが置けないこともあるでしょう。

私は、そういう人の味方になりたいのです。

音の出せない人にも、肩身の狭い思いをせずに、堂々と習って頂きたい。

ピアノの楽しさを気軽に知って頂くのに、電子ピアノは手軽で便利なアイテムです。

だけど、気軽に始めた人は、気軽にやめてしまう、という傾向もあるようで、私もできるなら長く続けて頂きたいと願いますが、そもそもピアノは「楽しみ」の1つなのだから、そういう付き合い方もあっても良いのかな、と思っています。

いろいろ書きましたが、電子ピアノの人を応援しつつ、でも、限界があることをあらかじめ知っておいて頂きたいなと思って記事にしました。


 
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今日は、楽器店に行ってきました。

そこで、どの楽器を買おうかと来られているお客さんがありました。
しかもその方のお子さんが、今度、その楽器店の教室に入会するとの事。
たぶん、リトミックを始めるのかな、きっとまだ小さいお子さんなのでしょう。。。
それで、どの楽器を買おうかと迷っておられました。

お店の方のお勧めは、将来、学校で伴奏したりするようになるなら、ピアノが良いと。
まぁそうですよね。そりゃ、ピアノがいいに決まっています。

でも、お母さんとしては、子供がどれくらい続けるか分からない。
それなのに、何十万も出す勇気が無い。

・・・分かります。そのお気持ち。
私なんて、千円出すのにも、勇気が要るんだから!

もし、ウン十万も出してピアノを買って、誰も弾かずに家具となってしまったら、残念すぎます。
いや、広い家ならそれでもいいかもしれないけれどね。
狭い家に、弾かないピアノがあるとしたら、そのピアノちゃんは、邪魔者扱い・・・
「ピアノが無かったらもっと広いのに~!」なんて。
うぅ、なんて可哀想。

もし電子ピアノを買ったら、習っている子の中にピアノの子と電子ピアノの子がいる。
とすると、なんとなく、電子ピアノだと、肩身が狭いような・・・
それに、本物ではない、という劣等感のようなものがつきまとうような・・・

そもそも、電子ピアノじゃなんでダメなの???

いろんな思いが交錯して、思わず記事にしてしまいました。

じゃぁ、これから習おうとしていて、これから楽器を買う人はどっちを買えばいいのか。


結論その1。

★家が広くて、お金もあるなら、迷わずにピアノを買いましょう。

子供が続けるかどうかなんて、関係ナシ。
もし家具となってしまっても、それはそれで素敵なインテリア。
いつか弾く時がくるかも、とゆったりした気持ちでピアノを眺めてあげましょう。
ピアノを、ママの趣味にしたっていいんだし。
それに、お金があれば心にゆとりもあるから、「高いお金出して買ったのに、なんで続けないのよ!!投資した分、ちゃんと、元を取ってよ!」なんて気持ちも出ないはず。(笑)

でも、問題は、そうじゃないから迷うんですよね!!!!!

つまり、家も広くないし、お金もあまりない。

だから迷うのです。。。

となると、私が思う、結論その2は・・・。

★住宅事情が許すなら、あれこれ迷わずピアノを買いましょう!
★どうしても事情があるなら、電子ピアノで堂々と習いましょう!

集合住宅などで大きい音が出せない、夜しか練習できない、という場合は、これはもう仕方ありませんもの・・・。音の問題は、仕方ないです。

ただし実は、生ピアノで、消音付きのものもあります。ただし、弦を張った生ピアノに電子ピアノの機能がついているので、とても高いです。中古などもほとんど出回っていないと思います。なので高いというのがネックですが、経済的に許せば、それもお勧めです。

経済的にも環境的にも、迷う余地が無いのなら、もうこれは電子ピアノで堂々と頑張る!
生ピアノで習っていないという劣等感や罪悪感をもつ必要は全くありません。
電子ピアノだからこそ、習うことができるのだから。
時々、電子ピアノの開発をヤマハの愚行だと言う方がありますが、電子ピアノが無かったら、音の出せない家に住む人はピアノを習うことが出来なかったのです。もっとも、気持ちさえあれば、学校のピアノで練習することもできるけど、学校のピアノは学校のものだから、私物化することはできません。家にピアノがなくて学校のピアノで習うとか、友達の家のピアノで練習させてもらうとか、公民館のピアノで練習するいうのは、できなくもないけど非現実的な話、とても無理な話です。となると、やはり家での練習が基本になるわけです。
だから、家に、どうしても生ピアノが置けない事情があるなら、その環境の中で、どのようにピアノを楽しもうかな、という気持ちでいればいいのです。
タッチや響きが違うから、テクニック的に上達には制限が出てくるけれど、音楽を楽しむには、テクニック的な要素が必ずしも必要なわけではない。
その人なりの演奏、その人なりの楽しみを見つけてゆく、という弾き方、習い方でもいいと思います。
そういう意味をこめて、「堂々と」という言葉を入れました。

ですから、お子さんがピアノを習いたいと言っている場合で、住宅事情が許せる場合は、(多少部屋が狭くても、音の問題さえクリアできれば)、これは思い切ってピアノを買ってしまいましょう。
どうせ、どちらかを買うなら、どちらでもいいなら、ピアノがいいです。
やはり、タッチ、響きがいいですし、本物だからです。
経済的に難しければ、中古でもいいと思います。
ピアノに限らず、子育てにおいて、本物との触れあい、本物の経験は大事だと思います。
この際、子供がいつまで弾いてくれるかとか、採算を度外視して下さい。たとえ短期間であっても、ピアノで練習し習ったという経験は、宝として残ります。
親の側の気持ちを楽にして、「大金をはたいたんだから、続けなさいよ」という恩着せがましい気持ちはこの際捨てましょう。そういうプレッシャーを与えずに、お子さんが、「ピアノを弾くのは楽しいな、ピアノの音はきれいだな」という心になってもらえるように、親御さんも一緒に楽しんで頂ければいいなと思います。だから、親御さんも、一緒に練習するといいと思います。
何年かしてやめても、楽しい記憶が残っていれば、また弾きたい気持ちになって戻ってきます。
プレッシャーをかけて、スパルタ練習のつらい記憶が残ってしまえば、トラウマとなって、2度と弾かなくなるかもしれません・・・。

ですから、事情が許すならピアノを買いましょう、というのが私の意見です。
ただ、お子さんがピアノを習いたいと言ったのではなくて、親の「習わせたい」という気持ちだけで習い始める場合は、ピアノはちょっと後にしてもいいのかもしれません。お子さんが、親御さんの期待に応えられなかった場合、ガッカリ感に襲われそうです。最初のうちは、お子さんの気持ちが分かりませんが、習っているうちに楽しくなって、毎日練習をするようになれば、その時は是非ピアノを買ってあげて欲しいと思います。

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